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セファロタス|食虫植物navi

食虫植物の種類と育て方

食虫植物セファロタス

セファロタスについて

別名:フクロユキノシタ

英名:Australian Pitcher Plant

学名:Cephalotus follicularis

分類:カタバミ目セファロタス科セファロタス属

分布:オーストラリア南西部

セファロタスは独特の補虫袋を持つオーストラリアの固有種です。良く日の当たる海辺の斜面に好んで自生し、しばしば斜面を覆うほどに群生します。大きなフタは雨で袋の消化液が薄まらないようにするのに役立ちます。

60%から70%の、やや高い湿度を好みますので、冬は過湿器などで部屋の湿度を高く保ちます。夏は蒸れると枯れやすくなりますので、湿度をやや低めに保ちます。

セファロタスの栽培において、湿度計はもはや必需品と言っても過言ではありません。湿度計は品質の差が大きいため、可能な限り高精度の商品を選びます。

セファロタスは温度について、かなりの順応性がありますので、5度を下回っても40度近くになっても大丈夫です。夏はセファロタスが最も苦手とする季節なので、できるだけ風通しの良い涼しいところに置いておきます。

セファロタスにとって通気は重要で、常に空気が入れ替わるように工夫します。このため、温室に入れるよりも部屋にそのまま置いておいた方が良く育ちます。温室に入れる場合は少し隙間を開けておきます。

ただし、入手したセファロタスが水槽などに入れて栽培されていたものであるならば、最初は80%以上の湿度を保ち、1~2ヶ月かけて部屋の環境に慣らしていきます。

セファロタスの植え替えは冬から春にかけて行います。植え替えしてから一ヶ月は気温を20度以下にしておくと生育が良いです。なお、30度以上になる季節には決して植え替えないように注意します。

用土にはミズゴケが適していますが、乾かし気味に管理し、大きな鉢に植える場合はパーライトなどの水はけの良い土壌改良用土を利用して、セファロタスの好む地下部まわりの通気性を確保します。

用土を乾燥させないように注意が必要ですが、地下部が水に浸かると枯れやすくなりますので、鉢の下に皿を置いて水を貯める場合には、深鉢を用いて底に軽石を敷きます。

日照不足には強く、明るい日影で育てると葉が美しく育ちます。セファロタスは紅葉も見所ですが、これは温度の低下が大きな要因であるため、直射日光に当てずとも気温が低下するにつれて強烈に紅葉していきます。

セファロタスは原種のほか、エデンブラックという赤黒い品種と、ハマーズジャイアントという8センチもの大きな袋を付ける品種があります。