別名:ハエトリグサ、ハエジゴク
英名:Venus Flytrap
学名:Dionaea muscipula
分類:ナデシコ目モウセンゴケ科ハエトリグサ属
分布:北アメリカ(ノースカロライナ州とサウスカロライナ州)
大きな口のような補虫葉で昆虫を補食する食虫植物です。原種としては、地面に葉を並べるロゼットタイプのほか、葉が立ち上がるエレクタと呼ばれるタイプもあります。
冬には休眠しますので、枯れたと思わず、水を切らさないようにしなくてはなりません。植え替えは真冬の休眠期が適しています。このとき、球根が増えていれば分けて増やします。
用土はミズゴケで問題ありません。用土が乾かないように注意して管理します。鉢の下に皿を置いて、常に水を貯めておくと良いでしょう。高い湿度を好みますが、よほど乾燥していなければ大丈夫です。
また、品種改良も盛んで、葉の周りに生えているトゲの形がサメの歯に似ている品種(シャークティース、など)や、全体が赤くなる品種(赤い竜、など)、通常より大きくなる品種(ビッグマウス、など)があります。